コンテンツ情報
公開日 |
2016/06/30 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
3.84MB
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要約
長崎県の地域医療を支える佐世保中央病院は、医療ITの先駆者として知られており、2002年にはオーダリングシステムと市販の電子カルテを組み合わせた病院情報システムを既に構築していた。厚生労働省が、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を制定したのが2005年5月であることを考えると、かなり早い取り組みである。
同院は独自開発でIT化を進めており、システム開発・運用スタッフは10人を擁する充実した体制だが、人件費とシステム関連費用は同規模の病院と比べてもリーズナブルな負担に収まっているという。その背景には「医療情報システム安全管理評価制度」の受審を機に行ったITインフラの刷新がある。
データベースサーバの移行、電子カルテの可用性向上、同一医療法人内の病院間での相互バックアップ、BIツールによるデータ分析などを目的とした大規模な移行作業も、親和性の高い製品群を選ぶことでサーバの切り替え作業は約1時間で終了したという。ITインフラの刷新を短期間で成功できた同院の事例について、さらに詳しく見ていこう。
※出典:『月刊新医療 2016年 5月号』