わずか2人のエンジニアで、200台を超えるOS Xと仮想化Windowsの混在環境を構築・運用

　Macがメイン端末となっている職場でも、Windows系のアプリケーションや開発ツールを利用しなくてはならないケースが出てくる。その際、選択肢は2つだ。Windows端末を購入して複数OSの混在環境とする、もしくは、MacのOS X環境の中でWindows仮想マシンを利用する方法である。

　複数OSの混在環境を選択した場合、新たに仮想環境を構築する必要はないが、運用管理の工数が大幅に増加する。少数スタッフでインフラ管理を行っている企業ではかなりの負担となり、サポートの面でもセキュリティの面でもサービスが行き届かなくなる可能性がある。一方、Windows仮想環境を構築する場合、初期コストは掛かるが、3～5年ほどで投資の回収は見込め、OS環境もシンプルに管理できる。

　本ホワイトペーパーは、Windows仮想環境の構築を選択した、高級ブランドのオンライン販売を主要ビジネスとしているギルト・グループの事例を紹介している。同社は、たった2人のスタッフで200台以上のMac端末を運用しているが、MacとWindowsの両方のアプリケーションを素早く切り替えられる環境を整えた。