事例
ルックアウト・ジャパン株式会社
MDM(モバイル端末管理)導入済み端末、30日間の調査で発見された脅威の数は?
「モバイル端末におけるマルウェア感染はほとんどない」「iOS端末のマルウェア感染はめったにない」といった誤解が、いまだに多くの企業関係者の間で根強く残っている。そこで、この考えを持つことの危険性を証明する調査結果を紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2016/06/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
152KB
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要約
モバイルマルウェア感染は、セキュリティリスクに対して無防備な企業だけの問題ではない。MDM(モバイルデバイス管理)やEMM(エンタープライズモビリティ管理)製品などを導入し、一般的には適切とされる管理をしている企業にも感染被害は実際に起きている。
フォーチュン500にランクインするある金融機関では、iOSとAndroidを合わせて1万2500台以上のモバイル端末を利用していたが、内部監査チームの指摘を受け、そのうちの7700台に対してセキュリティリスクの可視化を行った。その結果は驚くべきものだった。
この企業はEMMで「セキュリティ対策」を行っていたのだが、30日間の調査で「トロイの木馬」をはじめとする重大なモバイル脅威が多数検知されたのだ。このように、MDMやEMMでは対策しきれないモバイル脅威が存在する。本コンテンツでは、同調査の結果を基に、今後のモバイルセキュリティ対策で補強すべきポイントを解説する。