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株式会社シーディーネットワークス・ジャパン

技術文書

株式会社シーディーネットワークス・ジャパン

2016年度版DDoSレポート:2015年までの動向と分析から予測した最新トレンド

特定のネットワークやサーバへ大量のリクエストを送出し、容量を溢れさせ、機能を停止させるDDoS攻撃。2015年には日本企業でも多くの被害が確認され、2016年に入った今なお増え続けている。新たに発表されたDDoS攻撃分析レポートから、最近の動向を基にトレンドを読み解く。

コンテンツ情報
公開日 2016/03/16 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 14ページ ファイルサイズ 1.62MB
要約
 クラウド型のDDoS対策サービスをグローバルで提供するCDN専門企業による、2016年度のDDoS攻撃レポートが報告された。調査対象は日本をはじめ、アジア諸国、欧米諸国と全世界に渡り、調査期間は2013年から2015年の継続的なデータが集計されている。また2016年の予測とともに発生した攻撃の動向とトレンドも分析されている。

 2015年のDDoS攻撃発生件数は倍増し、10Gbps以上の大規模な攻撃も増加、全体の20%を占めた。また増幅型攻撃が台頭し、前年までに比べてそのトラフィック規模は大きくなる傾向が目立ったという。さらに「アノニマス」による無差別のサイバー攻撃が日本でも頻発していることが懸念されている。2016年は攻撃規模がさらに増大、増幅型攻撃も複数パターンを組み合わせた攻撃になると予測している。

 同レポートは、さらにBooterやStresserといった攻撃サービスの拡大など、重要なトピックと詳細な解説に溢れている。高度化、複雑化、大規模化が一層進むDDoS攻撃への対応策についても言及しており、今後とるべき具体的な方針の検討に役立つ。