クラウドを活用するに当たっては、それ自体の技術はもちろんのこと、仮想化やネットワーク、データベースやOS、アプリケーション、ストレージ、セキュリティなど関係する知識やスキルが必要になるケースは多い。構築経緯やユーザー企業のシステム要件を理解した上で広範なIT課題に対応できる人材が求められ、そうでなければプロジェクトが進まない状況が生まれている。
こうしたシステム構築における総合的な能力を数値化し、判断できるようにするスキルセットとして国際的にも定評があるのが「GAIT(Global Assessment of Information Technology)」だ。最先端技術を含めたフルスタックの評価ができ、さらに個別の分野で改善すべき点がどこにあるかまで把握できる。自社のエンジニア能力を客観的に示す指標として採用している企業も多い。
本ホワイトペーパーは、このGAITによる評価を導入したソフトバンク コマース&サービスの事例を紹介している。実際の業務に必要となるスキルセットと各エンジニアが持つスキル適合性の客観的な可視化はどのように行われ、その結果が社内外でアピール価値を持つに至った理由など、エンジニアのスキル底上げを迅速に進めたい企業にとって役に立つ情報だ。