BYODのセキュリティを確保するネットワーク設計とはどのようなものか？

　普段の生活でいつでも、どこでも、どのデバイスからでもアプリケーションにアクセスできる利便性に慣れた従業員は、業務で利用するアプリケーションについても同じシームレスなアクセスを求めている。しかし、BYOD（私物端末の業務利用）は企業のIT部門にとっては大きな課題だ。IT部門の管理下にない個人所有のデバイスとパーソナルクラウドが使用されているときは、常に外部から企業の機密情報への不正アクセスのリスクが高まる。IT部門は従業員のニーズに応えるためにBYODを採用するだけでなく、利便性を阻害せずに不要なアクセスからネットワークを保護しなければならない。

　このホワイトペーパーでは、BYODを採用する際に、従業員の利便性とセキュリティの担保を両立するために必要なネットワーク技術を詳しく解説している。IT部門はアクセス制御やモバイルアプリケーション管理、ユーザーネットワークプロファイルを使用したQoS管理などを用いて、BYODに関する従業員の固有のニーズに合わせてカスタマイズされたソリューションを開発する柔軟性を持つことが重要だ。自社のBYOD戦略を立案・推進し、それを要件変更に応じて徐々に進化させていくために、本書を活用してほしい。