技術文書・技術解説
株式会社Jストリーム
スマホ時代の必須対策「常時SSL」に潜む隠れたコストと運用負荷。解決の切り札「SSL CDN」とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
13ページ |
ファイルサイズ |
1.05MB
|
要約
Webサイトの常時SSL化については、GoogleがサイトランキングにおいてSSLサイトを優遇すると宣言しているように、マーケティングの観点からも導入が急がれる。常時SSL化は、非SSL通信(80ポート通信)を廃止し、SSL(443ポート通信)のみにするというものだ。米国ではSNSやポータルを中心とした主要サービスだけでなく、上位5銀行が既に常時SSL化を行っている。
常時SSL化では、SSL証明書など直接的なコストはさほど大きくない。しかしSSLは暗号処理を行うため、通常のHTTPよりもサーバ負荷が上昇し、5~10倍程度の負荷増加が発生する。また、SSLソフトウェアにはバグが多く、運用面においても最新のパッチ情報に注意を払い、パッチが出された後には迅速に対応する必要があるなど、常時SSL化には、実はこのような隠れたコスト・運用負荷が存在する。
本ホワイトペーパーは、オリジンサイトはHTTPで運用しながら、外部公開するサイトはCDNでSSLに変換するというSSL CDNのメリットを紹介している。常時SSL化が求められる背景から、SSL CDNの比較ポイントまでを具体的に解説しており、常時SSL化の運用負荷やコスト増が心配なユーザーにとって大いに参考となる資料だ。