コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.09MB
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要約
独立行政法人情報通信研究機構が構築・運用している大規模エミュレーション基盤「StarBED3」は、利用者がさまざまな新技術の研究開発や検証を行えるよう、多数のPCサーバで構成されるクラスタ環境と、PCサーバを直収するスイッチを利用者自身が自由に設定できる柔軟なネットワーク環境を提供している。そこでは利用者が開発したシステムを実際のノードで動作させ、想定通りかどうかを検証することができる。最近ではクラウド基盤の検証やデータセンター間ネットワークの検証を実施したいといったニーズも増えている。
各スイッチ同士を高速に相互接続しながら研究開発を実施する環境では、スイッチの遅延によって実験・検証に支障が出ることは最も避けたい事態の1つだ。しかし遅延解消を追求するためにネットワークが複雑化してくると、今度は管理に支障の出るおそれがある。
本ホワイトペーパーは、1110台規模のPCサーバで構築される実験用ノード群と多様なスイッチで構成されるネットワークを、フラットな単一のものとして構成し、低遅延を実現した独立行政法人情報通信研究機構 北陸StarBED技術センターの取り組みについて、その全容を紹介している。