コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
838KB
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要約
科学分野における最先端研究のためには最先端のIT基盤が欠かせない。とはいえ、ネットワーク再構築のプロジェクトでは、高速化だけを追い求めるわけにもいかない。更新したネットワークインフラは、次回の再構築まで、できるだけ安定した稼働が求められるし、そのためには機器類をできるだけシンプルな構成にして、経年劣化による障害発生を抑制する必要がある。最先端の技術を導入しても、管理工数が増加するようでは人的リソースの限られた研究機関としては受け入れ難い。
本ホワイトペーパーは、当初100Gbpsの高速ネットワークの構築を目指しながらも、機器選定の段階では100Gbpsは時期尚早と、40Gbpsへと要件を変えざるを得なかった奈良先端科学技術大学院大学の事例が紹介されている。同大学は、最終的には各種スイッチ製品群を使って100Gbpsのコアネットワーク、各研究棟内に10Gbpsのネットワークを構築することに成功している。さらにフロアルーターは廃止され、トポロジーがシンプルになったことでメンテナンスポイントも減り、管理性が高まったという。限られた予算とリソースの中で、仮想的なスイッチ活用も可能なネットワークインフラを手に入れた事例の詳細を見てみよう。