コンテンツ情報
公開日 |
2015/04/22 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.78MB
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要約
金融機関にとってインターネットバンキングの利便性追求とセキュリティ担保の両立は永遠の課題だ。茨城県を中心に金融サービスを提供する常陽銀行が採用していたワンタイムパスワード認証の仕組みは、顧客が自社のPCにワンタイムパスワードを発行するための生成ソフトをインストールし、インターネットバンキングを利用する際にはパスワード情報に加えて生成ソフトから都度発行されるワンタイムパスワードを所定の画面に入力する二要素認証だった。
しかし、ワンタイムパスワードを利用する顧客の割合は当初の予想よりも増加せず、顧客アンケートを実施した結果、「毎回ワンタイムパスワードを入力するのが手間だ」「複数のPCで操作する場合の負担が大きい」という意見が多いことが分かった。顧客の利用負担を軽減するために、常陽銀行では新たな認証サービスを提供できないか検討するに至った。
このコンテンツでは、常陽銀行が採用した「モバイルプッシュの二経路認証」の仕組みと導入効果を詳しく紹介する。スマートフォン時代に適した、利便性と高度なセキュリティを両立する認証システムを同行はどうやって実現したのか?