調査リポート：先進企業の47％がDevOpsを採用済み。DevOpsへの要求は第2ステージへ

　2013年にはDevOpsの導入を計画する企業は66％だったが、2014年では88％に増加しており、事業部門のリーダーの94％が、アプリケーションのリリースをスピードアップしなければならないというプレッシャーに直面しているという。

　本資料は、Vanson Bourneが行った企業のDevOpsへの取り組みに関する調査をまとめたものだ。DevOpsで得たい、または既に得た効果や、DevOpsを推進する上で障害となる懸念事項などの調査結果を分析している。2013年、DevOps推進要因のトップを占めていたのは「開発と運用のコラボレーション向上」だった。だが2014年にはこの項目は上位5位にも入っていない。2014年にDevOpsへの要求は「アプリケーションの品質と性能の向上」「顧客エクスペリエンスの向上」へと変わっており、DevOpsを取り巻く状況は急速に変化していることがうかがえる。多くの企業はなぜDevOpsの概念を採用しているのか、また、なぜDevOpsが不可欠なものになってきたのかをこの調査結果からひも解いていこう。