コンテンツ情報
公開日 |
2014/08/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
31ページ |
ファイルサイズ |
1.27MB
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要約
近年、企業IT部門が果たすべき役割は大きく変化しており、これまでのシステム構築・運用から、経営戦略と同期し、よりビジネスへの直接的な貢献が求められるようになってきた。今後はITを活用したビジネス提案ができるスキルが必要になる。
ITRによる本リポートでは、国内企業のIT部門の現状と、大企業におけるクラウドの利用動向の調査結果から、ITインフラの目指すべき姿を解説する。限られたIT予算、人員でビジネス貢献度を上げ、IT部員のスキルを向上させるには、外部ITベンダーと連携を取り、ITインフラ全体の運用などは、基幹システムを含めて、クラウドを活用してアウトソーシングし、IT部員はより経営戦略と同期した生産性の高い業務を担当することが望ましい。
実例として、ヤマハが新日鉄住金ソリューションズと連携して、基幹システム運用をアウトソースし、IT部門は戦略企画系業務に集中することを可能にしたハイブリッド・クラウドを紹介。リポートでは、連携するパートナー企業選定の考え方と取り組み方法について提案、クラウドベンダーの中では、Sler系事業者とのパートーナーシップが適していると分析する。