コンテンツ情報
公開日 |
2014/08/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
617KB
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要約
中国市場へ進出した日本企業の多くが「生産管理システムをいかに構築・運用していくか」という悩みを抱えている。部品製造会社を傘下に持つある企業は、海外でのシステム構築に苦労した経験があり、セキュリティも不安なことから、中国には生産管理システムを置かず、ネットワーク経由で日本のシステムを利用していた。だが、日中間の通信は頻繁に不安定な状態になることから対策を迫られていた。
中国側にも日本と同じシステムを構築して定期的に日中間で同期を取る手法を採用したいが、システム導入や運用担当の人材予算は確保できない。そこで同社は、資産を持たずにコンピューティングリソースを利用でき、運用もある程度アウトソース可能なクラウドサービスに目を付けた。しかも中国での通信問題を解決できるノウハウや技術力を提供できることが肝要だ。
本資料では、同社のクラウド導入までの経緯と、導入後の成果を詳しく紹介する。コスト削減とIT担当者の不足をクラウドで補うことに成功した同社では、中国のITシステム全体の“見える化”にも着手し、グローバルITガバナンスを強化していくという。中国進出を検討する企業、中国でのシステム構築や運用に悩みを抱えている企業はぜひ参考にしてほしい。