技術文書・技術解説
ファイア・アイ株式会社
日本は世界でも上位のAPT標的国──最新脅威レポートでAPT攻撃の現状を知る
コンテンツ情報
公開日 |
2014/06/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
22ページ |
ファイルサイズ |
2.15MB
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要約
特定のターゲットに対して持続的に攻撃・潜伏を行い、さまざまな手法を駆使して長期間に及ぶスパイ行為や妨害行為などを行う「APT(Advanced Persistent Threat)攻撃」の危険性が指摘されている。APT攻撃には多種多様な手法があり、発信元も世界のほぼ全ての国や地域で確認されている。ネットワークセキュリティベンダーのFireEyeの調査では、日本は米国、韓国、カナダに次いで世界で4番目にAPT攻撃の標的になっている国であることが分かった。
このレポートは、2013年に、FireEye Dynamic Threat Intelligence(DTI)クラウドから取得した世界中の4万件以上に及ぶ高度な攻撃を解析し、APT(Advanced Persistent Threat)攻撃の最新動向を明らかにした報告書である。FireEyeは、顧客環境で発生した数百万件のセキュリティアラートに基づくリアルタイムの脅威情報を利用して、160種類以上のAPTマルウェアファミリーを追跡し、2200万件のC&C(Command & Control)通信を確認した。本レポートでは、これらの情報を相関分析して判明した、国、業種、脅威の侵入経路別の傾向と統計情報をまとめている。全ての企業のセキュリティ担当者が一読しておきたいレポートとなっている。