コンテンツ情報
公開日 |
2014/02/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
625KB
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要約
2005年10月、Federal Financial Institutions Examination Council(FFIEC)は、個人のアイデンティティー情報を危険にさらしオンラインバンキングのセキュリティに対する顧客の信頼を損なう、高度化する電子攻撃に対応して、『Authentication in an Internet Banking Environment』と題したガイダンスを発行した。FFIECガイダンスの目的は、単純なユーザー名とパスワードによる認証が現在のオンラインバンキング環境にとって不十分であるという合意見解に基づき、オンラインバンキングトランザクションのセキュリティを強化することにあった。
その後、数年間にわたる経験と分析を蓄積し、また、オンライン詐欺の増加を受け、FFIECは2011年6月にこのガイダンスへの新しい補完情報『Interagency Supplement to Authentication in an Internet Banking Environment』を配布している。
本書では、当初のガイダンスについて概説し、新しい補完情報文書に記載された要件のレベルを詳しく解説する。FFIECが提示する3つの主要な要件、「強力な認証」「リスク評価」「顧客の認識」について詳しく解説するとともに、その要件を上回る認証環境の要件を提示する。金融機関はもちろんのこと、ECサイトなどオンライン決算を提供する企業のセキュリティ担当者に、ぜひ読んでほしい資料だ。