コンテンツ情報
公開日 |
2013/05/02 |
フォーマット |
EPUB |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
1 |
ファイルサイズ |
784KB
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要約
Windows Server 2008 R2の「Service Pack 1(SP1)」のリリースに伴い、仮想マシンのメモリ管理をめぐる議論が再び活発化している。
米Microsoftの新しい「Dynamic Memory」機能は、米VMwareのメモリオーバーコミット機能と比較されがちだ。しかし、Dynamic Memoryとメモリオーバーコミットは原理的に異なる課題とアプローチから生まれた技術であり、実際のところ両者を比較するのは難しい。むしろ、MicrosoftのDynamic Memoryは、米Citrix SystemsのXen Cloud Platform(XCP)リリース0.5で導入された「Dynamic Memory Control(DMC)」機能との共通点が多い。MicrosoftとCitrix Systemsの動的メモリ管理に対する考え方は、VMwareのようにホストメモリの統合率を高めることではなく、管理の容易性を重視することにあるからだ。
当コンテンツでは、Citrix Systems、Microsoft、VMwareの製品のメモリ管理における相違点を解説するとともに、Hyper-Vにどのような改善の余地があるかを指摘していく。