仮想統合とクラウド移行のTCOを徹底比較　本気で取り組むIT基盤統合

　IT専門の調査・コンサルティング企業によると、現在、国内企業は「IT基盤の統合・再構築」を最も重視している。過去3年にわたり最重要テーマとなっており、「IT基盤の統合・再構築」の実施率は2012年の34.7％から2015年には82.7％へ急拡大すると予想している。

　企業が、IT基盤の再設計を検討する際に、いかなる仕様にするか、どのような技術やプラットフォームを使うか、さらには所有型にするか利用型にするかといった各種の方針化が重要となる。しかし、昨今ではソリューションが多様化しており、インフラ要求に応じて個々のシステム基盤の最適運用が重要となるが、その検討は容易ではない。

　本ホワイトペーパーは、ITRによる、大手企業が仮想化統合を実施した場合とオープンクラウドに移行した場合を想定し、TCOを試算した。具体的には、基幹系から新規構築システムに至る数百台規模のサーバを対象に構築、運用に掛かる総コストを比較した。

　IT基盤の再設計に取り組もうとしている企業のIT部門にとって、必読の資料である。