コンテンツ情報
公開日 |
2013/04/15 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
1.04MB
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要約
今日、世界で飛び交うメールのうち、約278通に1通の割合で、マルウェアにつながる脅威が仕掛けられている。サイバー犯罪者は高度なツールセットを使用し、従来のシグネチャベースのウイルス対策製品をすり抜ける亜種のマルウェアを自動的に大量生産している。また、標的を絞り込むことで、シグネチャベースのウイルス対策製品を回避し、気付かれないように攻撃を行う。
データの漏えいや個客の信頼を失うといった大きなダメージを防止するための有効な対策を講じるには、相応のリソースや専門知識が必要だ。だが、最小限のコストでリスクを回避するために、クラウド型メールセキュリティという方法もある。
クラウド型で行うメールセキュリティ対策は、独自の人工知能エンジンなどを含む多層防御を持つ。そこで、毎月70億通以上のメールへのヒューリスティック分析から脅威の傾向を学習して、日々精度を高めることができる。サイバー犯罪者との戦いは、シグネチャに基づいてスキャンするという従来のウイルス対策手法だけでは対処できない段階にきている。既知と未知の脅威に対して、つねに最新の防御と100%に近いSLA(サービス保証)をユーザーに提供できる技術について解説する。