理工系の全学生へとノートPCの無償貸与を実施している法政大学。しかし、従来の貸与ノートPCはモバイル性に課題があったため、自分のノートPCを利用する学生もいるなど、全ての学生に対して均質な教育環境を実現できていなかった。
そこで同大学では、「いつでもどこでもICTを利用できる環境」を実現するために必要なノートPCとはどのようなものか、学生の立場から知るために、貸与中のノートPCについての学生アンケートを実施。その結果、「大きい」「重い」「バッテリー駆動時間が短い」という課題が浮かび上がった。また、学生が日常的に利用する上では、高い堅牢性も重視されていた。
学生アンケートの結果を踏まえて選ばれたPCは、理工系学生約5000人の必携ツールとなり、優れたモバイル性や起動時間の速さなどの使い勝手の良さから、「返却したくない」という声が出るほど学生にも大変好評。貸与ノートPCの利用率はほぼ100%となったという。同大学におけるノートPC選定のプロセスを、本資料で詳しく紹介する。