コンテンツ情報
公開日 |
2012/10/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
891KB
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要約
米調査会社Enterprise Strategy Group(ESG)では、データを3つの階層に定義している。
■第1層: 可用性およびパフォーマンスの両面で要件が最も厳しいミッションクリティカルなデータおよびアプリケーション。
■第2層: 良好なパフォーマンスおよび信頼性が求められるデータおよびアプリケーションだが、ミッションクリティカルレベルではないデータ。これには重要性の低いアプリケーションデータと古いミッションクリティカルデータの混在が含まれる。
■第3層 通常はアーカイブされたデータ。パフォーマンスはそれほど重視されないが、データの取り出しが可能であることが必要。
それぞれの階層のアプリケーションやデータごとに、リスクを査定する必要がある。停止時間やデータ損失が適正に推測されればアプリケーションの可用性要件とコンプライアンス確保に適用する保護メカニズムを決定できるからである。
しかし多くの企業では通常、日常のデータ保護計画を作成しているが、システムレベルのバックアップおよびリカバリにはあまり力を入れていない。そこでデータレベルの保護とシステムレベルの保護の違いを説明する。