2011年の東日本大震災からディザスタリカバリ対策について検討を始めた企業が増えている。また、これまでデータのバックアップによるDR対策を行なっていた企業も、災害が起こった場合、本当に業務が継続できるのかを改めて考え直している。
不測の事態に完璧に業務を継続させるためには、数十億とも言われる高額な導入・維持費のコストを支払い、システムの冗長化をすることだ。しかしこれまで震災や停電などの非常時に、冗長化されたシステムが起動しないなど、結局意味をなさなかったという話も多い。いつ起こるかわからない災害に備え『保険』とも言うべきDR対策に、高額なコストを要することを経営陣に説明し、理解を得ることはかなり壁が高いのだ。
これまで自社独自でヒアリングを行なってきた中で、大企業であっても、事業の要とも言える基幹システム、受発注や在庫管理システムでさえもコストが問題でデータバックアップのみで、特に業務を継続させるための対策が打たれていないことがほとんどだった。ドリーム・アーツはこの2極化したDR対策に、コストと業務継続性のバランスがほどよく取れた『第3の選択肢』を提案する。