クラウドによるシステム設計は初期導入コストが安く済む点や、必要なときに必要なだけ動的にサーバ環境を調達できる点が最大の強みだが、共有ディスクや仮想化ソフトウェア周りのオーバーヘッドが大きく性能が出づらかったり、必要な性能を準備しようとすると複数の仮想サーバのスケールアウトが必要だったりと、複雑な構成になりがちだ。
最先端の物理環境なら、よりシンプルにクラウド環境を超える高性能なシステム設計が可能だ。またFusion-io社のioDriveなどの高速I/Oディスクを活用することで桁違いの性能を体感することができるという。
本ホワイトペーパーではさくらインターネット社長の田中邦裕が、仮想環境と物理環境の双方のメリットを組み合わせた最先端のシステム設計の在り方について考察する。