メールが原因の情報漏えい事故が後を絶たない。インターネットのニュースサイトを閲覧すると、毎月必ず何件もの「メール誤送信により情報漏えい」という記事が見つかる。最近の事故をさかのぼってみても、大手マスコミ、公的医療機関、IT関連業界団体、地方自治体などの知名度の高い社名・組織名が確認できる。もちろん、これらは氷山の一角に過ぎないだろうから、実際には毎日のようにどこかで事故が起きているのは間違いない。
情報漏えいというと、多くの企業はマルウェアの感染による悪意ある情報流出、あるいはモバイル端末やUSBメモリなどの紛失・盗難に目を向けがちだ。しかし、実際に情報漏えいが起こりやすい原因は、メールだろう。しかも、故意に情報を漏えいさせるケースはごくまれであり、大半は「うっかりミス」が原因になっている。
本ホワイトペーパーでは、気をつけるべきメールの「うっかりミス」や、それを防ぐ手段として効果を発揮するシステムについて紹介する。