「不正アクセス」と聞くと、システムの脆弱性を突く侵入を思い浮かべる人が多いだろう。しかし実際はその大半が、他人のIDとパスワードを使い、外形上は“正常なログイン”として記録されている。こうした攻撃は、ネットワークの境界をどれだけ固めても防ぐことはできないため、防御の設計も同じ場所、つまり“ログイン処理の中”に置く必要がある。
アカウント乗っ取りにつながる代表的な手口には、クレデンシャルスタッフィング、パスワードスプレー、フィッシング・AitM、MFA疲労(プッシュ爆撃)の4つがある。いずれも認証を通すことが目的で、狙う弱点も異なるが、単一の対策で止めることはどれも難しいため、複数の観測点を重ねて確率を下げることが重要となる。
本資料では、不正ログインとアカウント乗っ取りにおける代表的な攻撃手口と、多層防御を組み立てるために必要な4つの観点について、詳しく解説する。また、自社の不正ログイン対策の現状を可視化するチェックリストの他、機械学習と設定可能なポリシーを用いて脅威の可能性を検知するクラウドサービスも紹介しているので、参考にしてほしい。