千葉工業大学では、全学科でBYODが進む中、通信量増大に対応し、より安定したWi-Fi環境を整備する必要があった。また海に近いキャンパスでは、気象/船舶レーダーの影響で5GHz帯の通信が一時的に停止することがあるため、周辺環境の影響を抑えながら安定した通信品質を維持することも重要なテーマだった。
そこで同校は、レーダー波検知時にもユーザーへの影響を抑えつつチャネルを瞬時に切り替える仕組みと、高密度接続を支える設計を備えたソリューションを導入。加えてネットワーク状態を詳細に把握できる管理ツールも採用し、多様な環境下で安定運用を支える体制を整えた。導入の決め手となったのは、これらの機能と10数年間の運用実績に裏付けられた堅牢性だ。
新システム稼働後は、150人収容の教室で学生1人当たり3台のデバイスを同時接続できる高密度Wi-Fi環境を実現。レーダー波の影響を受ける環境でも安定した通信を可能にした他、マルチキャストに関する事象も迅速解決し、利用者の問い合わせはほぼゼロに。さらに学外回線を100Gbpsへ増速し、トラフィック増大に備えた拡張性も確保して、「止めない教育」を支えるネットワーク基盤を実現した。