ワークフローやサプライチェーン、顧客とのやりとりをデジタル化する投資は増大の一途をたどり、世界で年間2兆米ドル以上が投じられている。一方で、この急速なデジタルフットプリントの拡大は、サイバー犯罪者にとっての侵入経路の増加を意味する。実際、2022年には中堅企業のほぼ3分の1がマルウェア感染に見舞われた。
さらに、2022年のマルウェア攻撃数が年間で55億件に上り、フィッシング攻撃数が5億件へと倍増するなど、脅威は急速に激化している。そのため、単にネットワークエッジを保護するだけの従来の対策には限界が見られる。そこで近年では、防止/保護/リカバリーという3つの階層にフォーカスしたサイバーレジリエンスの構築への関心が高まっている。
この多層的なセキュリティを一体で築くことで、脅威がシステムに損害を及ぼす手前で無効化し、万一のインシデント時にも迅速な復旧が可能になる。本資料では、3つの階層で求められる防御施策や階層型セキュリティの実践方法を解説している。医療保険会社を例にした導入シナリオも紹介されており、自社のセキュリティ体制を見直す指針として役立てることができる。