セキュリティ攻撃の検知数が増加するにつれ、現場ではインシデント発生時の初動対応が課題となっており、状況把握に時間がかかったり、一次報告に必要な情報が揃わなかったりする事態が多発している。その要因は複数あるが、番号などを示すだけのセキュリティアラートでは対応を判断しづらいという声はよく聞かれる。また複数システムに情報が分散し、報告書の作成が難しいという課題もある。
これらの解決策としては、SOARやSIEM、生成AIなどが考えられるが、いずれもコストや品質に課題がある。そこで注目したいのが、目標達成に必要な情報の収集/処理を自律的に実行する「AIエージェント」だ。複数のシステムにアクセスして、ログ収集/統合、レポート作成などを行うことが可能なため、インシデント初動対応との親和性が高く、品質の標準化や経営報告の迅速化を実現できる。
ただし、AIへの過度な依存はリスクを高めるため、業務プロセスに人間の確認や承認を組み込むことも重要だ。本資料では、セキュリティインシデントの初動対応を効率化するAIエージェントの活用方法や効果、注意点などを詳しく解説する。