製造業におけるDXの取り組みが加速する中、さまざまな情報がデジタル上で管理されるようになり、業務の効率化・最適化が進んでいる。しかし、調達・購買部門では、デジタル化の恩恵を受けられず業務改善が進んでいない場合も多い。
その要因の1つが、調達業務で扱う情報の多くが「基幹システムだけでは管理しきれない」ことだ。基幹システムに記録されるのは「いつ・何を・幾つ・いくらで発注したか」という結果としての数値データであり、「なぜそのサプライヤーと取引しているのか」「前回の値上げ理由は何だったのか」など発注の背景や経緯を蓄積する仕組みは搭載されていないことが多い。そのため、 Excel やメール、電話、紙といったアナログな手法に頼る現場も多い。
このような状況から脱却して業務改善を推進していくには、基幹システムではカバーできない業務をアプリ化して“業務の隙間”を埋めていくことが効果的だ。基幹システムを置き換えたりシステム上で追加開発したりするのではなく、補完関係を築くことが調達業務改善の鍵となる。本資料では、その考え方や実践方法を、味の素ファインテクノの事例も交え解説する。