いまやサイバーリスクは技術的な懸念事項を超え、重大なビジネスリスクへと変化した。取締役会にとってこの変化は、サイバーセキュリティを単なるコンプライアンス対応からガバナンスの中核的責務へと転換させるものだ。米国証券取引委員会(SEC)のサイバーセキュリティ開示規則やEUのNIS2指令など世界的に規制が強まる中、取締役会が理解を深めることは必須といえる。
サイバーリスクは「発生可能性×影響度」で示されるが、これらを左右する要因は変化している。例えば攻撃者は280超の集団に分類され、国家主導型アクター、サイバー犯罪グループ、ハクティビスト、インサイダーがそれぞれ異なる手口で組織を狙う。また対話型侵入のうちマルウェアの関与は5件に1件未満に減少し、現在は正規アカウントなど認証情報の侵害に重点が置かれている。侵入から横展開までの平均時間は30分未満という報告もある。
このような変化を踏まえ、本資料では経営陣に向けて、サイバーリスクの基礎、AIがセキュリティに及ぼす影響、インシデント対応における取締役会の役割について解説している。ぜひ参考にしてほしい。