IT部門の開発チームと運用チームが断絶してしまう7つの理由

　「開発と運用の関係は一般的に良好ではないと考えられ、場合によっては有害と見なされることすらある」──。これは米Gartnerの見解（「Catalysts Signal the Growth of DevOps」2012年2月）だ。

　確かに、ほとんどのIT部門では両チームは個別の集団であり、両者のコラボレーションを緊密にするという最近の傾向 （「DevOps」という名称でよく取り上げられる）は、アプリケーション開発チームと運用チームがもっと協調すれば、事態は改善するであろうというIT側の共通認識を表している。開発＝Developmentと、運用＝Operationを組み合わせた「DevOps」は果たして可能か。

　このホワイトペーパーでは、開発チームと運用チームを断絶してしまう7つの理由を米HPがまとめた文書である。Gartnerによるところの「有害になる恐れがある関係」を効果的なコラボレーションに変え、組織全体のスピードアップを図るために必要な要素を考える。