インターネットアクセスやリモート接続に遅延が発生すると、業務に支障を来す恐れがある。塩野義製薬でも、データセンターを経由するインターネットアクセスと、リモートワーク時のVPN接続の双方で遅延が起きることが課題となっていた。加えて、自宅や出先で使われるモバイル端末の通信可視化とセキュリティが不十分であることも問題だった。
そこで同社は複数の製品を比較し、新しいSASE製品を導入した。同製品はグローバルで幅広い導入実績があることに加え、同社で利用しているIDaaS・EDR・MDMとの親和性・連携性が高く、求めていた送信元IPアドレス固定機能がある点でも他製品より抜きん出ていると評価。使ってみたかった機能を装備している点にも期待し、導入に至ったという。
導入後は、モバイル端末を含め全ての通信を可視化して制御できるようになり、セキュリティとITガバナンスが向上。遅延が起こりがちだった通信も、セキュリティを担保した状態でしっかり確保できるようになったという。本資料では、同社の導入事例を詳しく紹介する。