DXに取り組む国内企業は増えているが、一方でナレッジやIT予算、DX人材が不足している状況が明らかになってきた。DX推進の波を受けて、誰でもサービスを制作できるツールが増えており、内製によるシステム開発のハードルこそ下がっているが、問題として残るのがセキュリティだ。
DXに伴ってセキュリティ対策の実施対象は拡大しており、難度も増している。組織全体でセキュリティガバナンスを効かせるために、部門や役割を超えたコミュニケーションが求められるようになるなど、担当者が果たすべき役割は増える一方だ。この状況の解決策として、「AI」が注目されている。特に、増加が見込まれるデジタルサービスのセキュリティ対策において重要となる脆弱性診断は、AIと相性がよく、ツールの進化も目覚ましい。
AIによる自動化・内製化ができるだけでなく、事業部側で独自に構築したWebサイトなどの把握が可能なツールも登場している。本資料では、このようにDX推進において効率的なセキュリティ対策となる脆弱性診断ツールを紹介していく。