DXを進めようとしても、かえってシステムがサイロ化し、取り組みが停滞するケースは多い。グローバル展開を行う製造メーカーB社もその1社で、国内外の拠点やグループ企業が独自にシステムを運用したことで連携が複雑化し、データの一元管理が困難になった。特に経理部門では、会計システムとして使用していたERPへの入力を手作業で行っており、ミスの削減とデータ保存の迅速化が課題となっていた。
そこで同社は、社内業務を統合管理できるデジタルプラットフォームの「ServiceNow」を採用し、ERPと連携させるプロジェクトに着手する。ServiceNowのワークフローなどの機能を活用して、経理業務の申請/承認フローを自動化し、データのリアルタイム連携や、入力ミスの削減を実現。データ分析により申請承認プロセスを改善する機能なども活用し、伝票の起票から決済までの時間を最大40%短縮した。
これにより、経理担当者の負荷が大幅に軽減し、戦略的な業務に時間を割けるようになるなどのさまざまな成果が生まれているが、それを支えたのは、豊富な導入実績を持つベンダーの技術力と経験だったという。本資料で、その全貌をぜひ確認してもらいたい。