急増するリモートワーカーに快適で安全な働く環境を提供するため、組織はさまざまなポイント製品を導入したが、現在はそれらのレガシー技術がもたらす新たな課題に頭を悩ませるケースも少なくない。例えば、ローカルブレークアウトを低コストで実現するために導入したSD-WAN(ソフトウェア定義WAN)は、スケーリングが難しいため、かえってコストと複雑性が増大する結果を招くこともある。
また、セキュリティを強化しようとZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)を導入しても、一貫した保護の確立が難しいという現実がある。これらの課題を解決するためには、ネットワークとセキュリティを共通のアーキテクチャから提供するSASE(セキュアアクセスサービスエッジ)を、単一のクラウド型ソリューションで導入する手法が有効だ。
本資料では、単一のSASEソリューションが、ポイント製品が抱える課題をどのように解決するかについて、効果的なSASEを実現する「10の原則」とともに解説する。その上で、同ソリューションがビジネス戦略に与える3つのメリットについても言及している。