ITインフラが複雑化する中、脆弱性対応の自動化と迅速化を実現するには？

　製造業におけるDX推進が進む中、ITインフラの複雑化が新たな課題を生み出している。ある自動車部品・電子部品を扱うメーカーでは、ITインフラのモダン化を進め、拠点や部署ごとにシステムが乱立する状況だった。その結果、構成情報の陳腐化やソフトウェアライセンス管理の負担が深刻化し、セキュリティリスクを招いていたという。

　そのため同社は、全社的な脆弱性対応の仕組みが求められていた。そこで、この課題を解決するために、社内の業務を一元管理できるデジタル基盤を導入する。これによって構成情報やソフトウェアライセンスを一元管理し、サードパーティーの脆弱性スキャナーと連携して脆弱性の情報を取得できるようになった。さらに、CMDB（構成管理データベース）の構成情報と突合させることで、脆弱性対応の自動化と迅速化を実現している。

　本資料では、同社の導入事例を通じて、同基盤の具体的な効果とプロジェクト成功のポイントを解説する。IT環境の管理や業務の自動化に課題を抱えている企業は、ぜひ参考にしてほしい。