Windows 10のサポート切れ(2025年10月)まで1年を切った。Windows 11へのアップグレードは、現行のPCがシステム要件を満たしていれば無償で行えるが、アプリケーションチェックなどの重要事項も多く、移行担当者の負担は決して小さくはない。本資料では、「企業のWindows 11への移行がどこまで進んでいるか」の調査結果を紹介している。特に情報システム担当者にフォーカスし、移行の課題を抽出した。
まず、移行の進捗だが、完了したとの回答はわずか22.5%にとどまる。移行が進まない最大の理由は、使用しているPCがアップグレード要件を満たしていないことだ。情報システム担当者にとっての移行の課題として、最も多かったのが、「既存システムやアプリケーションとの互換性の確保、再構築が必要」という回答だ。また、「システム要件を満たしていない」「新規デバイスの購入コスト」「リソース不足」も上位の課題となっている。
こうした課題を情報システム担当者が全て担うのは負担が大きい。調査では、情報システム担当者がリセラーやSIerにサポートしてほしい内容についても尋ねているので、ぜひ参考にしていただきたい。