デジタル技術の進展によって、ITシステムのインフラである「ネットワーク」の重要性は増すばかりだ。しかし、「遅い」「つながらない」などのトラブルは決して珍しくない。そして、ほとんどの場合、不具合に最初に気付くのはユーザーであり、運用管理側はユーザーからの報告を受けて初めて、対応を始めることになる。また、原因の分析や特定に時間がかかる上に、トラブルの再現待ちとなることも多い。
そこで注目したいのが、AIネイティブネットワーキングだ。クラウドベースのアーキテクチャおよびAIを活用して、無線LAN、有線LAN、WANの統合管理を実現する。これにより、クライアントの状態やユーザー体感、サービス品質を可視化する他、パケットやシステム状態を常に監視し、AIが分析し、自動調整する。トラブルの早期の発見・対応・解析・復旧を実現するだけでなく、未然防止も可能だ。
本資料では、約5000台のアクセスポイントの管理を一元化した西友や、部局ごとの運用独立性を保ちつつ、全学横断的なワイヤレスネットワークを実現した東京大学の導入事例も紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。