福岡県古賀市の行政DXの取り組み、基幹システムの刷新がもたらした成果とは？

　行政DXを推進する福岡県古賀市では、基幹系システムである3Tier構成のサーバを仮想化基盤上で運用していた。しかし、リソースの圧迫を解消するためのメモリの増設作業が度々発生しており、それに手間と時間がかかっていたという。

　そこで同市が解決策として選択したのが、HCI（ハイパーコンバージドインフラ）の導入だ。決め手となったのは、このHCIがIAサーバとして長い歴史がある上、「運用の自動化やハードウェアに根差したセキュリティ機能」「性能を最適化する機能」を備えている点だった。また庁内には、専任のシステム担当者がおらず、人事異動も多いため、専門的な知識を必要とせず直感的に操作できる運用管理画面によって、運用の属人化が解消できる点も評価された。

　同市は、同HCIの導入によってプライベートクラウド基盤を構築し、これまでの課題を一掃する。その上、運用の効率化や消費電力の削減も実現できたという。本資料では、同市の事例から、このHCIの特徴や導入成果を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。