Web会員サービスやECサイトなどを運営する上で避けて通ることができない、本人認証のプロセス。従来の本人認証といえば、IDとパスワードの組み合わせがスタンダードだったが、ひとたびクレデンシャルが流出してしまえば、それを使ったなりすましなどの不正が簡単に行われてしまうため、安全とは言い難い。
その他に、SMS認証や生体認証といった認証方法も存在するが、いずれも安全性・利便性・コストのバランスを取るのは難しい。こうした状況で注目され始めたのが、ユーザーがランダムに発行された認証用番号宛てに1コールするだけで認証が完了する、「着信認証」と呼ばれるソリューションだ。
さらに、電話番号が疎通しているか、過去に規約違反や未払い、過剰クレームなどを行った要注意電話番号の情報を企業間で連携する電話番号与信管理サービス「PSTN」を組み合わせれば、従来の認証方法にある課題の多くを解決できるだろう。本資料では、すでに大手ポイントサービス企業や金融機関で導入されている、この認証手段のメリットを詳しく紹介する。