世界的な電子機器販売会社Premier Farnellは、世界9か所に配送センターを整備し、46か国でローカルの取引用Webサイトを運営している。同社では、グローバルの注文情報を一元管理し、地域のデータストアで利用できるようにしている。これにより、世界中の顧客が最新の注文履歴などの情報をリアルタイムで確認することが可能となっている。
これを実現するには、中央と地域のデータストアを同期させる必要がある。同社のデータベース(DB)はOracle製品だが、バージョンはさまざまだ。また、4個の本番DB、20個の非本番DBが、Oracle Exadata上で稼働している。これらはヨーロッパ、北米、アジア太平洋の3つの地域のデータセンターのオンプレミスにあり、地域ごとに本番・非本番の独自のOracle Exadataアプライアンスで運用されている。
このグローバルかつ複雑な環境でデータを同期し、一元管理を実現するために導入されているのが、「データベースレプリケーションツール」だ。本資料では、同ツールの仕組みやメリットを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。