ERP製品の代表格として、多くの企業が利用するSAPシステム。その活用で業務の効率化やコストの削減、意思決定の迅速化などのメリットを享受している企業は多いだろう。一方、「GUIを介したデータ入力に手間がかかる」「SAPのLSMW(Legacy System Migration Workbench)を使ってもデータ変換に時間がかかる」などの課題があり、メリットを最大化できていない企業も少なくない。
この他にも、単純作業によるモチベーションの低下や入力のミスなど、SAPシステムのデータ管理を取り巻く課題は多数ある。SAPシステムのデータのエラーは、たとえ小さなミスであっても下流に大きな影響を及ぼす可能性があるため、データ管理体制の改善は、重要な要素だ。そこで実践したいのがExcelを活用したアプローチだ。
使い慣れたExcelで作業ができるため、効率的にデータを扱うことが可能になり、ビジネスユーザーからのデータリクエストにITリソースが割かれるといった課題の解消も期待できる。本資料では、その方法として10のアプローチを紹介する。SAPシステムのメリットを最大限に享受するために、ぜひ参考にしてほしい。