分散環境で働く従業員のニーズを満たすため、SD-WAN(ソフトウェア定義型広域ネットワーク)を採用する企業が増えている。SD-WANは、ルーターを中心とした従来のWANとは異なり、仮想データセンターやクラウドなどにホストされたアプリケーションに基づいて、トラフィックをインテリジェントに制御できる。その導入によって、柔軟性やアジリティの向上、コストの削減など、多くのメリットが期待できるだろう。
一方、市場には多数のSD-WANソリューションが存在するため、導入検討時に悩む企業も少なくない。中には、エンドツーエンドのサービス品質が確保できず、ネットワーク効率を低下させてしまうものもある。また、セキュリティの不備や、マルチベンダーによるネットワークの透明性不足といった問題もあるため、選定は慎重に行いたい。
本資料では、SD-WANの概念から、ソリューション選択に役立つ5つの重要な考慮事項、デプロイ時に回避すべき3つの問題などについて、詳しく解説する。SD-WANの投資回収率(ROI)に関する調査結果なども掲載されているので、ぜひ参考にしてほしい。