キャンベラ大学は、オンライン学習の普及や高度な研究ニーズに対応するため、柔軟かつ高性能なITインフラの構築が急務となっていた。特に人工知能(AI)や機械学習(ML)を基盤としたシステムを活用した研究が進む中、これらを支えるためのインフラ整備が必要だった。しかし、IT部門にはリソース面での負担が増大しており、効率的な対応が難しい状態だったという。
この課題を解消するため、キャンベラ大学はNutanixクラウド基盤を導入する。2013年にはNutanixのハイパーコンバージドインフラ(HCI)を導入し、よりスリムで管理がしやすいIT環境の構築を実現する。この導入により、ITの導入・運用費を数百万ドル規模で削減できたという。さらに学生や教職員がリモートで学習・研究用のシステムにアクセスできるようになり、バイオインフォマティクスなどの研究成果の質も向上させた。
本資料では、Nutanixの導入により、同大学がどのようにITインフラの課題を解決し、研究・教育の質を向上させたのかを紹介する。教育機関のITインフラ改善に課題がある担当者は、ぜひ参考にしてほしい。