500人以上の従業員を抱えるある大手メーカーでは、ファイルサーバとネットワークスイッチの保守期限切れを間近に控えていた。ファイルサーバは、自社開発データの格納といった研究開発用に使われており、早急なリプレースが必要だったことに加え、予算が限られていたため、機器の購入費やSEの人件費といった初期費用も抑えなければならない状況だったという。
これらの課題を克服するために同社が採用を決断したのが、ICT設備のサブスクリプションサービスだった。このサービスは、ファイルサーバとして利用可能な高信頼/高性能なストレージといったICT設備を、月額固定形式で導入して継続利用できるというものだ。機器を購入する必要がないため、当初想定していた初期費用から約5分の1にまで抑えることができたという。
本資料では、同社を含め2社の事例から、同サービスの特徴や導入成果を解説する。初期費用の抑制にとどまらない、サブスクリプションモデルがもたらすさまざまなメリットについて理解できる興味深い内容となっている。