個人情報保護や情報セキュリティは、企業にとって経営レベルのリスクにつながりかねない重大テーマとなった。この危機感から、セキュリティ認証の取得を目指す企業が増えている。代表的な認証制度として、「Pマーク(プライバシーマーク)」「ISMS認証」があるが、その違いを知っているだろうか。
Pマークは個人情報の取り扱いに関する日本固有の制度であり、2023年9月時点で1万7555社が取得している。一方のISMS認証は国際的な情報セキュリティ認証制度で、2022年9月時点において国内で取得している組織は7027社あった。いずれもセキュリティレベルが高まり、社外の信頼を獲得できる、大手企業・官公庁との取引に参加しやすくなるなどのメリットがある。
ただ、保護の対象範囲や、審査・維持のスパンなど、両者には違いがある。本資料で、Pマーク/ISMS認証のメリット・デメリット、取得方法、費用などの違いを詳しく解説していく。