「場所に縛られない働き方(WFA)」の浸透により、従業員はオフィス内外の区別なく社内のリソースにアクセスできるようになり、生産性が高まるなど、組織に多くのメリットがもたらされた。その一方で、攻撃対象領域も飛躍的に拡大することになり、リモートアクセスの大動脈であるVPNの限界が露呈するなど、さまざまな課題が顕在化することになった。
こうした状況で注目されているのが、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)アーキテクチャだ。SASEは、SD-WANと各種セキュリティサービスエッジ機能を一体的に提供し、ネットワークの利便性とパフォーマンス、ゼロトラストベースのセキュアなアクセスを両立させることを目的としている。
SASE導入によって最大限の成果を得るためには、複数のSASEコンポーネント製品を1つのシステムとして運用できることが重要だ。本資料では、ハイブリッドワーク環境のネットワークおよびセキュリティ課題の解決に、SASEが果たす役割を詳しく解説しているので、参考にしてほしい。