クラウドの利点は今や周知の事実だが、利用が拡大するほど構成が複雑になり、データ漏えいのリスクが高まってしまうのが悩ましい。あるハウスメーカーで、セキュリティ設定不備からクラウドサーバに不正アクセスを受け、3万件以上の顧客情報が漏えいしたニュースも記憶に新しい。
実際、この事例のような設定ミスをはじめ、クラウドサービスの脆弱性の悪用、IT部門が認識していないシャドーITの存在など、企業のクラウド環境にはセキュリティ課題が少なくない。これらの課題がデータ漏えいを招くという不安を現実にしないためにも、不安に思う課題ごとに適切な対策を講じておきたい。
ただ、クラウド環境や課題によって適切なセキュリティ対策の選択肢は異なってくる。そこで本資料では、クラウドセキュリティに対する不安ごとに、どのようなセキュリティツールを利用すればよいのかを解説している。クラウドセキュリティに自信がないIT担当者にとって基礎から学べる内容となっているので参考にしてほしい。