稟議(りんぎ)・ワークフローシステムの運用にありがちなのが、「他システム連携」の課題だ。基幹システムや他クラウドサービスと連携し、稟議や承認ワークフローと連携することへのニーズは高いものの、開発人員や時間の不足、学習コストの高さなどに頭を抱えている企業は多い。既存システムがオンプレミス型のため、セキュリティの観点からWeb上での外部連携が難しいというケースもある。
こうした中、稟議・ワークフローシステムをリプレースし、業務自動化を実現しているのが東証プライム上場のSHIFTだ。同社では以前、スクラッチ型のシステムを利用し稟議・承認を行っていたものの、運用負担が大きく、外部システムと連携ができない、という課題を抱えていた。そこで、導入した新たなシステムをTeamsやSalesforceと連携させることで業務の自動化まで実現した。
本資料では、Slackとの連携で承認リードタイムを短縮したSHIFTの他にも、kintoneとの連携で購買稟議の後続処理を自動化したQualiArts(サイバーエージェントグループ)、APIによる業務効率化を実現したHENNGEなどの事例を紹介する。