中堅・中小企業において、SAP ERPからSAP S/4HANAへの移行が進まない現状がある。その理由の1つが、「移行は大変で多大なコストがかかるのではないか」という懸念だ。だが実際は、SAP S/4HANAのSaaS版を選択すれば、中長期的なコストを圧縮することができる。またパッチ適用やアップグレードもSAPが行ってくれるため、運用面の負担も解消可能だ。
他に移行に関してよく聞かれるのが、「DXを踏まえた今後のシステムロードマップをどうするか」という悩みだが、SAP S/4HANAでは大量のデータをリアルタイムに処理できる上、多様なデバイスとの連携性も高く、DXを加速できる。最近ではスマートデバイス対応のUXなども登場しており、ペーパーレス化や働き方改革の推進にもますます有効となっている。
ただし、こうした価値はSAP S/4HANAへの移行が完了しなければ享受できないため、まずはストレートコンバージョンしてみるのも良い選択肢といえるだろう。本資料では、SAP S/4HANA移行に関するよくある懸念とその対応策、DXの視点から考えるSAP S/4HANAの価値を詳しく解説しているので、参考にしてほしい。