クラウド技術の急速な普及に伴い、企業の情報システムはますます複雑化している。その結果、従来の境界防御では防げない脅威が増加し、情報セキュリティ対策の強化が急がれている。そこで、新たなスタンダードとして注目されているのが「ゼロトラストセキュリティ」と「SASE(Secure Access Service Edge)」だ。
ゼロトラストは“全て信頼しない”ことをコンセプトとし、データにアクセスする度に厳密な認証を実施する。ゼロトラストでネットワークを構築すれば、セキュリティの強化はもちろん、柔軟性の向上やコストの削減も可能になる。一方SASEは、ネットワークセキュリティとネットワーク接続を統合したクラウドネイティブなサービスだ。利便性の向上や運用の効率化も含めたゼロトラスト実現方式の1つとして期待が高まっている。
本資料では、両者の概要とメリットを解説した上で、SASE製品の選定ポイントを4つ、導入時の注意点を3つ紹介する。併せて、いま注目度を高めている主要なSASE製品も掲載しているので、ぜひ参考にしてほしい。